事例 小売

ごみを排出しないゼロウェイストショップの開業事例

人と環境を守る循環が、瀬戸の街から始まっている。

余分なごみを地球に残さないをコンセプトに、創業者様はゼロウェイスト(ごみを排出しない)ショップ「エラマーセト」を開業しました。店内には、色鮮やかなスパイスやドライフルーツがつまった量り売りのビンが整列しており、さながら海外のお店の雰囲気。お店のわきにある大きな箱に入った衣類洗剤は、お客様が容器を持ってきて中身を詰めていくとのこと。必要なものを必要な分だけ買って、ごみを出さずにまたお店に来てもらう、そうやって人と環境を守る循環を生み出している「エラマーセト」の創業についてご紹介します。

創業者様は、息子様が小学校の探究学習テーマで選んだ「どうしたらプラスチックごみを減らせるか」の調査学習をきっかけに、プラスチックごみに興味をもちました。調査学習を進めると、世界的に見て日本の容器包装ごみの排出量が特に多く、創業者様の自宅から出る量は、たった2週間でリビングを埋め尽くすほどの量になるということが分かりました。このショッキングな調査結果に、創業者様は突き動かされ、ちょうど子育てもひと段落したタイミングでもあったことから、誰でも気軽に地球にやさしいアクションがとれる仕組みを作りたい想いを一心に、ゼロウェイストショップの創業を目指します。しかし、環境への想いは強くも、創業の知識はゼロに近い状況でした。

瀬戸信用金庫は、そんな創業者様を「せと・しごと塾」でサポートさせていただきました。「せと・しごと塾」は、地域の課題解決に向けた地域ビジネスでの創業を目指す方々に対し、創業の知識や実務を学んでいただく場であり、瀬戸信用金庫は、金融機関目線からの事業計画策定サポートを行っています。創業者様からは、同じ想いをもった仲間との繋がりや金融機関のサポートも得られるため、大変助かったとのお声をいただきました。

創業者様は、人にも環境にもやさしい暮らしを広げていきたいと語ります。創業には、様々な壁がありますが、信用金庫は創業者様の地域に対する想いに寄り添い、支援してまいります。

信用金庫の支援内容

「せと・しごと塾」を通じた創業支援
「せと・しごと塾」では、事業計画策定支援、経営者として必要なスキルの習得、専門家による個別相談等を行うとともに、創業を目指す方たちとの仲間づくりをお手伝いします。

この事例を担当した信用金庫

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