事例 飲食

「地元商店街に活気を!」 自家焙煎コーヒー店の開業事例

「せと・しごと塾」による地域と一体となった支援で創業の夢を後押し

 創業者様との出会いは、地元自治体からの紹介で当庫や地元自治体等が開催する創業支援塾「せと・しごと塾」に入塾いただいたことがきっかけです。
 創業者様は、大学院卒業後に仙台で働いていましたが、帰省の際に地元商店街にシャッターを下ろす店が増えてきた現状を目の当たりにし、幼少期から慣れ親しんだ地元商店街を活性化したいと思うようになりました。そこで、仙台のコーヒー専門店でその奥深さに出会い、趣味として当時の同僚に振る舞うまでになっていた「コーヒー」を生かしたお店の創業を考えるに至り、「せと・仕事塾」に入塾されました。
 「せと・仕事塾」では、様々な業種の専門家が講師を務め、約4か月間を通じて、創業の心構えや開業手続きといった内容から、確定申告やマーケティングといった開業後に必要となる知識まで、幅広く経営者のスキルを習得するための講座が開かれています。
 その中でも当庫は、中小企業診断士の資格を有する職員が、座学やグループワークを通じて、事業計画の策定や決算書の作成方法の指南を行っております。初めて創業される方が不安を抱えやすい事業計画等の内容について、プロの目を通すことで、より具体的で説得力のある事業計画になるようお手伝いを行っております。
 また、「せと・仕事塾」では卒塾後も互いに連絡を取り合っている方が多く、創業者間の人脈形成につながることも魅力の一つです。卒塾され、カフェを経営されるに至った創業者様も、店舗の内装(カーテン等)に他の卒塾生の方が販売されている商品を取り入れるなど、人脈を活かした経営を行われており、順調に地域に根差した事業を展開されています。
 当庫では引き続き、創業塾等でのサポートを通じて、地域と一体となって創業者様のサポートに取り組みます。

信用金庫の支援内容

「せと・仕事塾」による創業向けた各種支援
「せと・仕事塾」では、事業計画策定支援、経営者として必要な個人スキルの習得支援、専門家による個別相談等を行います。
販路拡大支援等
当庫の外部連携先とのネットワークを活かした販路開拓支援を行います。

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