「しんきん創業の扉」公開記念イベント 特別講演レポート

「『しんきん創業の扉』公開記念イベント」を開催いたしました。

「しんきん創業の扉」では、著名な創業経営者を招いた特別イベントを2021年8月26日(木)、8月27日(金)の2日間にわたり、YouTubeライブにて開催いたしました。

【Day① / 公開記念特別講演】

8月26日は、株式会社ジャパネットたかたの創業者である、株式会社A and Live 代表取締役 髙田明氏にオンラインにご登壇いただきました。

髙田氏は、「夢持ち続け日々精進」を講演テーマに、徹底的に「いまを生きる」ことで夢は達成できるとお話しなさいました。ご自身のエピソードとして、挫折や葛藤の中でも、目の前の目標に徹底的に向き合うことで夢を実現してきた例を用いながら、「不可能なことはない」と視聴者に熱いエールを送られました。また個人や会社経営に通ずる姿勢として「伝えること」の意識が大切であるとし、相手の立場を理解する「離見」の感覚がBtoCビジネスの鍵であるとお話しされました。

その後、髙田氏、モデレーターのボードウォーク・キャピタル株式会社代表取締役社長CEO 那珂 通雅氏および信金中央金庫専務理事須藤を交えたトークセッションでは、個人や自社の強み・本質を磨き、独自のチャンスを掴むことの大切さを説明されました。ジャパネットたかたは創業以来長崎県に拠点を置いており、地方都市で事業を行う際でも、地の利を活かして成長できることをお話しされました。また、創業時に苦心されたご経験から、顧客や取引先との関係構築が重要であるとされました。

【Day② / 公開記念事例講演】

8月27日は、株式会社ベガコーポレーション 代表取締役社長 浮城 智和氏、株式会社ビビッドガーデン 代表取締役社長 秋元 里奈氏、株式会社サイゼリヤ 代表取締役会長 正垣 泰彦氏にご登壇いただきました。

浮城氏が代表を務めるベガコーポレーションは、家具インテリアのECサイトや海外へ日本製品を販売する越境ECプラットフォームを運営されています。浮城氏は、学生時代に出会ったインターネットに感銘を受け、19歳で起業を意識されます。インターネットを用いて起業する“ドメイン探し”として1年ごとに転職し、様々な業界で就業経験を積まれた際に、家具輸入商社での経験がヒントとなり、福岡県にて家具輸入販売の会社を創業されました。モールでの販売や自社サイト構築、プライベートブランドの開始など、様々な展開を経て着実に成長され、創業から約12年が経った2016年に、マザーズへ上場されました。

秋元氏が代表を務めるビビッドガーデンは、生産者が個人や飲食店に“直接”商品を販売できるプラットフォーム「食べチョク」を運営されています。農業を営む一家の娘として生まれた秋元さんは、農業の厳しい現実を肌で感じながら成長されました。そんな秋元さんは、堅実な職につくことを目標に大学進学をされますが、経営者の講演をきっかけに、ゲーム開発などを行うIT関連企業へ就職。そこで、様々なサービスの企画開発に携わった後に、“一次産業の課題解決”を目的にビビットガーデンを創業されました。サイト開発や採用、資金繰りなど多くの課題に直面しながらも、生産者への思いを胸に、「農業の課題を早急に解決していきたい」とお話しされました。

正垣氏は、国内外に1,500店舗以上チェーン展開し、いまや誰もが知るイタリアンワイン&カフェレストラン「サイゼリヤ」の創業者です。大学時代のあるきっかけからレストランを開店され、「おいしい」を追求し、食材の質を保つため食材の物流では徹底した温度管理をされ、現在は、工場を北半球と南半球に保有しているそうです。そんなサイゼリヤも、開店当初は顧客が全く来なかったそうで、ある日火事でお店が全焼してしまった際に、正垣氏は、「ようやく辞められる!」と喜ばれたそうです。しかし、母親の言葉から考えが一転し、お店の運営を工夫されるようになります。正垣氏は、「努力は数倍しか成長できない」とお話されるとともに、「自身の考えを変えること、失敗からうまくいく法則を見つけることが成長・発展の秘訣だ」とお話しされました。

その後、浮城氏、秋元氏および正垣氏に加え、須藤およびモデレーターの那珂氏を交えたトークセッションでは、それぞれのご経験をもとに挫折の乗り越え方や顧客ニーズのとらえ方など、実践的なお話が展開されました。正垣氏は、企業が成長・発展するための心得は、「自社や自分の利益のためではなく、顧客のためを考えて改善を続けること」とお話しされました。

「しんきん創業の扉」では、今後も創業希望者の方々に向けた様々な施策を提供してまいります。